お客様に送る”ほっと”する俳句の世界


こんにちは、本州最北端で花をアレンジメントしている木村です。 
このページは私の趣味の俳句を掲載しております。 下北ならではの俳句が持ち味です。


十五 十四 十三 十二 十一
木村 泰佳子 きむら たかこ 諺かつぐ鮪漁師の一轍さ 寡黙なる親父にんまり大鮪 鰤食べて茶髪の子等の素直なり 海風に髪逆立て鰤捌く 船名で呼ばれし主初秋刀魚 魚釣る揃ひの夏帽子兄妹 揚げ船のペンキ塗りたて夏きたる 最北の燈台すっくと青嵐 釣り上げし魚に歓声風ひかる 新任地海の涯まで春の星 磯開き終えて軍手に右左 胴長に手鋏む刃物磯開き 豆まきのむんずと大き漁師の掌 すぐそこに海の砕ける寒立馬 初漁の沖をみる瞳に力あり

          掲載:2003年3月22日

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